荒牧英治教授,奈良先端科学技術大学院大学


go to the private web site

荒牧英治

教授 (English page)

奈良先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科ソーシャル・コンピューティング研究室

CREST バイオDX領域NLP-DX(探薬)研究代表

産業技術総合研究所(AIST)・人工知能研究センター 客員研究員
国立がんセンター(NCC)・客員研究員
大阪国際がんセンター・特別研究員
京都大学医学研究科・客員研究員


研究室(教授室)

mail: aramaki@is.naist.jp
X (Twitter): @ARAMAKI

自然言語処理,特に,医療言語処理やソーシャルメディア応用の研究に従事. 言語学や心理学,医療,芸術などへの応用も興味をもっています. 京都大学総合人間学部出身.

大学院生,研究員,特任教員を常時歓迎しています.


Publications / ACL Anthology / Google Scholar / Semantic Scholar


経歴

業績概要

本数
h-index 26
論文数 ≒100
国際会議数 ≒110
過去3年のIF合計 ≒35
過去3年のトップ会議 1

社会活動

進行中プロジェクト

ソーシャルメディアを用いたコロナ対応把握(日米国際共同研究)

医薬品有害事象抽出の国際基準確立(日独仏国際共同研究)

テキストからのWell-being推定技術の確立

新しい医薬品研究(NLP探薬)
国際医療言語処理シェアードタスクの運営(日独仏国際共同研究)


CREST NLP探薬(2022-)のイメージ図

研究

医療言語処理

電子カルテなどの病院データから,患者情報を抽出し,医学研究に応用する技術を開発しています. 患者情報を抽出するとう自然言語処理のタスクに加え,抽出したデータを元に医学研究を行うことまでを行い,質の高い研究を量産しています. 京都大学,東京大学,国立がんセンターなど国内の有力な多くのパートナーと研究を推進しています.

また,ドイツ人工知能研究センター(DFKI)やフランス国立科学研究センター(CNRS)と協力し,国際シェアードタスクのデザインを行うなど,日本の代表的な研究拠点として世界の研究をリードしています. この分野の研究概況は我々のレビュー論文を参考にして下さい (IMIA YEADBOOK2022).


ソーシャルメディア応用

ソーシャルメディアデータを材料に,感染症,精神疾患などの情報を抽出しています. さらに,医療・健康関連の情報にとどまらず,言語の変化,政策への意見などといった言語学,社会学への派生も試みています.


計算言語学・心理言語学

学部時代に認知言語学教室に所属していました.人体部位の言及頻度を反映した「言語ホムンクルス」, 部位ごとにオノマトペを集めた「人体オノマノトペ」, ソーシャルメディアを通じた言語変化の観察, Yule-Simon過程による用語全体数の推計など,不可思議かつ新しい研究を試みています.


現在の重点課題

現在,以下の課題の推進を試みています:


絵画制作

研究者ならでは視線で絵画制作を行っています. 主に,生成AIの出力した画像を手本として古典的手法で描くことを試みています(GAN VS MANシリーズ). 同業者の肖像を描くこともあります(研究者の横顔シリーズ).


音楽制作

音楽制作を行なっています.古いアップライトピアノのサンプリング音源を中心に,音と音楽の間のような音響作品を試みています. 2019年から毎月作品を 今月の音楽 として制作・公開しています.


研究業績

著作 14冊論文 103報解説 16報国際会議 120報国内会議 276報科研費 35プロジェクト(6億円)寄付金 10件招待講演 128件特許 4件展示 2件
著作 14冊

論文 103報

解説 16報

国際会議 120報

国内会議 276報

科研費 35プロジェクト (総額6億円)

寄付金 10件

招待講演 128件

特許 4件

展示 2件